全国各地の国産木材活用と連携! MOCTION 企画展 vol.3 | 国産木材を活かす繋げる|MOCTION(モクション)

全国各地の国産木材活用と連携! MOCTION 企画展 vol.3

世界遺産の高野山・熊野三山を懐に抱える、「紀州・木の国」和歌山県の企画展をご紹介します。

主催/和歌山県

展示期間/2021年1月21日〜2021年2月2日

お問い合わせ/和歌山県農林水産部森林・林業局林業振興課 e0706001@pref.wakayama.lg.jp

展示概要

雄大な自然に恵まれた和歌山県は、展示コンセプトとして「東京に、紀州の香りを届けたい」という熱い思いを掲げて取り組んでくださったようです。
都会のせわしない生活からちょっと離れて、MOCTIONに並べられた紀州材の清々しい香りの中で、和歌山県の山々に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

古来より、色つや目込みの良さに定評があり、美しく粘り強いと言われている紀州材ですが、今回は、主に内装材・家具・玩具・生活雑貨を出展されています。どれも紀州材の特徴を存分に活かした素晴らしい逸品ですが、その中でも特に注目したいのが、「椅子と床材」です。

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椅子は、多彩なバリエーションが用意されていて、「ロッキングチェア/ベンチ/スツール/園児用」など、見比べているだけでも楽しく、座り心地を確かめたくてウズウズしてくるものばかりです。それぞれの椅子は違った着想から製作に取り組まれているので、そこも見どころです。
今回見られる椅子のいくつかは、様々なアワードで受賞されていて評価も高いようです。

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床材は、スギ・ヒノキの加工技術や開発手法・活用方法などに「なるほど!」と思うアイディアがいくつもあり、実際にオフィスや生活の場で使ってみたくなりますが、林業・木材・自治体の関係者にとっては何より「仕事の参考になる取組」なのではないでしょうか。

というのも、森林資源が豊富な和歌山県ですが、床材や他の展示のラインナップを詳細に見ていくと、実は未利用材などの活用にも非常に力を入れている事がわかり、様々なアイディアを具体的な活動へと繋げているようです。

今回の企画展では、新たな取組として県内で未利用だった「シイ」の床材をサンプル展示する事になっています。

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企画展にいらした際にはぜひ、様々な工夫や取組にあふれた和歌山県のMOCTIONにも、思いを馳せてみてくださいね。
紀州材の香りに包まれ、ゆったり椅子に座って出展品を眺めていると、心地よくリラックスもできますし、いいアイディアが湧いてくるかもしれませんよ。

和歌山県“紀州材”紹介ページ

和歌山県“小・中規模の木造公共建築物等事例集”