群馬県
群馬県は、県土の3分の2を占める豊富な森林を活用し、資源と資金が林業・木材産業で循環する「県産木材による自立分散型社会」の実現を官民共創で目指し、住宅、非住宅建築物への利用をはじめ、広葉樹材の活用推進など幅広い木材利用に取り組んでいます。また、森林づくりや木材の利用にかかわる人づくりを推進するため、ウッドスタート宣言を行い、木に触れ、その温もりや良さを感じてもらう「木育」にも力を入れています。
代表的な木材
針葉樹 | スギ 材の蓄積量は県内1位。材の特徴としては、加工しやすくて軽く、調湿性や断熱性に優れている。製材品だけでなく、2×4(ツーバイフォー)材の生産も積極的に進めている。 カラマツ 材の蓄積量は県内2位。材の特徴としては、年輪や木目の色味は赤く濃い。硬く粘りのある材質で、耐久性や耐水性に優れている。国立公園「尾瀬」の木道にも使用されている。 ヒノキ 木目は綺麗で色味は白色やピンク。耐久性が高く、香りが良くリラックス効果がある。 |
広葉樹 | コナラ 群馬県では古くから里山林の主要樹種として生育している。重厚感があり、虎斑と呼ばれる模様が家具にしたときに味がでる。また使い続けると色の変化が楽しめる。 クリ 堅いため強度が高く材にしたとき傷が付きにくい。木目がはっきりでるため無垢材としての利用価値が高い。 ミズキ 色味は白色、淡黄色などで、心材と辺材区別がつきにくい。加工性が良く、塗装時の仕上がりが良い。 |
自治体窓口連絡先
027-226-3240
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