青森県
三方を海に囲まれた青森県。その名の通り、青々とした森が広がり、全国4位の人工林面積を誇るスギの他、日本三大美林に数えられるヒバ、県南には「南部赤松」として知られるアカマツや、白神山地に代表されるブナなどの多様な樹種が生育しています。厳しい冬を耐えたあおもりの木々たち。それぞれの強みを活かせるよう用途や目的に応じた”適材適所”を目指しています。
代表的な木材
針葉樹 | スギ 耐久性に優れ、加工しやすいため構造材全般に使われます。色合いや木目が美しく肌触りがよいため、内装材にも用いられます。 ヒバ 清々しい香りを持ち、耐久性が高いため、土台部分や水回りへの使用に適しています。強度も高く、柱材としても用いられます。 アカマツ 曲げ強度や曲げヤング係数が高いため、梁などの横架材への利用に適しているほか、床板や敷居などの内装材にも適しています。 |
広葉樹 | ミズナラ 特徴的な木目を生かし、家具などに加工されるほか、ウイスキーを熟成させる樽にも使われています。 ブナ 家具や木製の玩具のほか、楽器の材料などに活用されています |