団体/土佐の木育玩具の造り手たち
概要
坂本龍馬など幕末の志士たちを数多く生み出した土佐の風土には、豪快で熱血なイメージを持たれている方も多いと思います。心根の熱さはその通りだとしても、何に情熱を傾けるかには、様々なカタチがあるようです。
例えば、今回ご紹介するのは「木育」です。「食育」は知っていても、「木育って何?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
木育にも様々ありますが広い意味で言うと「人々の生活や心から遠く離れてしまっている森林や国産木材を、身近に感じる体験を改めてしてみることで、山々が果たす大切な役割を知ったり、今の森林や林業が直面している問題に気づいたり、そういうきっかけを増やしていく活動」、こんな風に言えると思います。
そんな木育活動の中でも、土佐・高知県の方たちが、力を入れている事のひとつが、小さなお子さんのための木育玩具をお届けする事です。
一般社団法人 高知県木材協会 高知県木材普及推進協会 木の玩具貸出事業のご案内
高知県内では、木育玩具の無料貸し出しの取り組みも行われているそうで、そういった部分からも熱の入れ様が伝わってきますね。
12/3木―12/8火までMOCTIONに展示されていたのは、幼児用の知育玩具や、様々な積み木、動物をモチーフにしたパズルなど、TOSAZAIの魅力を活かした可愛い木工品たち。
出展スペースで受付をされている高知県の方々から、木育玩具を手掛ける木工職人さん達のお話をお伺いしてみると、やはりそれぞれの工房の特色を活かしながら、情熱を傾けて丁寧に作られているようです。
そのお話の中にも、様々な発見があると思いますので、MOCTIONにお越しの際は、気軽に話かけてみてくださいね。
実は今回の展示品の中には、美智子上皇后陛下が手に取られて、2つご購入されたこともある木育玩具も来ているんです。
これら展示品のほとんどは、来館された方々を対象に、抽選でプレゼントされることになっています。
(※ 12/8火に展示が終わった「木育玩具」についても、企画展用パンフレットに記載してあって、まだまだ抽選の対象です)
お時間あれば新宿のMOCTIONにいらして、企画展用パンフレットの中でどれがそうなのか、じっくり探してみてくださいね。
高知県産材「TOSAZAI」で作られた展示品は、週替わりの2部構成になっていて、第2部12/10木―12/15火までは、インテリアアイテム・ステーショナリー・家事用品・日用品・雑貨・木のバッグ・リラクゼーションアイテムなどバリエーションに富んだ展示となっています。(※水曜はMOCTION休館日です)
TOSAZAIの可愛らしい木育玩具をもっと見てみたい!そんな方には、こちらの冊子がオススメです。
丁寧に作られた木工品の数々がずらりと載っていて、見ているだけでも楽しいですよ。
冊子 「高知県木製品カタログ Wooden Products in KOCHI 高知の木の気になる本」
製作:一般社団法人 高知県木材協会 「高知の木の気になる本」第4版
さらに、土佐の木工職人さんたちの心意気に触れたいなら、こちらの映像をどうぞ。今回のMOCTION企画展に合わせて完成させた、TOSAZAI木工品の造り手たちを取材された映像です。高知県の企画展開催中は、MOCTIONでも見られますよ。
その他、こちらの冊子・映像でもTOSAZAIの魅力に触れられます。ぜひご覧になってみてください。
◇ 冊子 「TOSAZAI 高知の森からの贈り物 2020最新版」 : TOSAZAIの事が丸わかり!