団体/一般社団法人 高知県木材協会
概要
人や地域でそれぞれ立場や事情が違ったりすると、できるMOCTIONも様々に変わってくるのではないかと思います。そんな違いが実は、自分ができる新しいMCOTIONのきっかけになるかもしれませんよ。
今回は、高知県・土佐でモノづくりをしている方々のMOCTIONをお伝えしましょう。
高知県の企画展示もいよいよ二週目・第二部に入り、展示品がガラリと変わりましたが、企画展示を担当している方たちにお話しをうかがうと、やはり展示品を造り出している工房それぞれに特徴があるようです。
「山のくじら舎」・・・(第一部・出展終了)
工房で働く職人さんの9割が女性で、温かみのある可愛いデザインが特徴。赤ちゃんの肌を傷つけないよう、お母さんの目線で木育玩具を造っている。
「Forest」
一人で営む工房で、レーザー加工機を相棒にこだわりのデザインを追求。少数・高品質な日用雑貨を生み出している。
「エコアス馬路村」
世界の展示会で高評価を受けている、オリジナリティあふれる「木のカバン」を、人口1000人の馬路村で作っている。
「土佐龍」
木の特性を知り尽くした職人の目線から製品づくりを追求。独立して縦に立てておける・まな板をはじめ、広く日用品を手掛けている。
「コスモ工房」
竹集成材を素材づくりから扱う他にない特徴をもつ工房で、お弁当箱などの日用品だけでなく、高級車のハンドル造りも手掛けている。
「戸田商工」
日本で唯一残っている「木毛(もくめん)」の工房で、高品質な素材づくりから行っている。繊維のような木毛の特徴を活かし、アロマ・消臭・リラックスなどの分野で幅広く製品化を行っている。
やはり工房ごとに、様々な特徴があるようですね。こちらの工房の方たちが、どんな風に作業されているのか、実はちょっと映像で見る事ができるんです。
◇ 映像 「工房一本化」:造り手たちの取材映像
https://youtu.be/liR8bEyoGpo
MOCTION企画展の出展品の構成を担当された、一般社団法人 高知県木材協会さんが、今回の企画展のタイミングに合わせて、新しく動画を作られました。映像製作でMOCTIONですね。企画展スペース内のモニターでも常時流れています。
映像の内容は 「今回展示してある木工品のメーカーさんをはじめ、高知県内でおもちゃや日用品、家具などの木工品を扱うメーカーさん全般をご紹介させて頂いております。」という事でした。
展示品をどんな方々が造られているのか、興味のある方はぜひご覧になってみてくださいね。
映像「工房一本化」 各工房ごとの、映像が始まる時間リスト
(■印:MOCTION出展品・第二部の工房/□印:第一部の工房(展示終了) ◇印:今回、出展品のない工房)
◇「家具」
0:25 極上の手触りを届けたい/なかよしライブラリー・濱田創さん
■「木のカバン」
3:26 世界が認めた「新しい木のカタチ」/エコアス馬路村・山田佳行さん
■「まな板・日用品」
7:37 人も木材も「適材適所」/土佐龍 木村龍さん
■「日用品・竹集成材製品」
11:00 竹集成材のエキスパート/コスモ工房 青野俊さん
■「日用雑貨・レーザー加工」
14:56 懐かしくも新しいモノづくり/Forest 宅間宏治さん
◇「鳴子・日用雑貨」
18:13 土佐の高知の鳴子工房/小高坂更生センター 友村正子さん
■「木毛用品・リラクゼーションアイテム」
21:50 国内唯一の木毛工場/戸田商工 戸田道子さん
「木育玩具」
25:50 あたたかく繊細な手作り玩具/山のくじら舎 荻野陽子さん
◇「テーブル」
29:15 座る人同士、社会をつなぐテーブル/イータスインザルーム 江西由紀さん
(茶農家の店あすなろ 岸本美香さん)
(プラットホームMOKU 高知県産木製品のショールーム)
こちらの冊子では、映像に登場された方々の造り出す木工品が、数多く見られます。ずらりと並んでいて楽しいですよ。
◇ 冊子 「高知県木製品カタログ Wooden Products in KOCHI 高知の木の気になる本」
製作:一般社団法人 高知県木材協会 「高知の木の気になる本」 第4版
他にも高知県木材協会さんは、映像や冊子製作などで様々なMOCTIONを起こされています。
こちらもぜひ、ご覧になってみてくださいね。
◇ 映像 「高知の森からの贈り物 TOSAZAI」:若かりし頃の 隈研吾氏が登場