団体/青い森を都市に活かす人たち
WEB/SOMA青い森 青森県産材木造住宅情報
概要
新宿で開催中の企画展で多くの方にご覧いただいている青森県のSOMA製品ですが、その成り立ちや都市との繋がり方について、少しご紹介したいと思います。
―――――
SOMA 青い森プロジェクト構成メンバーについて
SOMA 青い森プロジェクトは、青森県で林業に携わるメンバーによってスタートした開発プロジェクトですが、青森県内の林業、木材加工・施工業者、青森県林業研究所など官民が一体となるだけでなく、東京を中心とした首都圏のメンバーも加わって構成されています。
SOMA 青い森メンバー(青森県側・制作チーム)
・八戸市森林組合
・三八地方森林組合
・上北森林組合
・三八地域県産材で家を建てる会
・有限会社赤穂工務店
・風間ファクトリー
・有限会社木村木品製作所
・青森県産業技術センター林業研究所
・NPO 法人フォレストリンク(東京都)
SOMA 青い森サポートメンバー(都市部側・販売チーム)
・アーバンシステム株式会社
・細田木材工業株式会社
・株式会社 FEM
・kitokito
・株式会社 COME デザインラボ
都市の新たなリノベーション手法として提案されているSOMA 製品は、開発・制作だけでなく販売などについてもプロジェクトの当初から都市側の建築・不動産関係者との連携が強く意識されています。
■□■ MOCTION の Point !! ■□■
[地域性と都市ニーズを融合した製品開発] [地域を越えた連携] [製品の販売を見通した連携]
この MOCTION は :
港区でも SOMA 製品が見られます
新宿の MOCTION 以外でも、実は都内でもう一か所SOMA 製品を気軽に見られる場所があるのをご存じでしょうか?
LINK : 港区立エコプラザ
こちらは、東京都港区浜松町にある環境学習施設ですが、SOMA 製品の STRAGE/ストレージ(収納棚)が置かれ資料の展示棚として使われています。(常設)
東京都の中でも、港区は建築物などへの国産木材の使用を推進する「みなとモデル二酸化炭素固定認証制度」によって、都市木質化の先進的な取組が行われていますが、その普及拡大をサポートするこの施設に、SOMA 製品が置かれ触れる機会があるのは、製品の開発目的とも合致した良い取組ではないでしょうか。
この施設には、一般の方も無料で気軽に利用できるコワーキングスペースが設けられていて、環境関連の書籍も充実しています。全国各地の木材サンプルとして角材がたくさん展示されているので、国産木材の活用に関心のある建築士さんにとって役立つ場所ではないでしょうか。
サーチングルーム
環境に関わる書籍がたくさん所蔵されていて自由に見る事ができます。
ワーキングルーム
木のぬくもりのある空間に、調べ物や読書のできる机や椅子が用意されています。
ラーニングルーム
講座やイベントなどを行う空間です。イベントがないときは解放されています。
ーーー
新宿の MOCTION も、イベントがないときは無料のコワーキングスペースとして開放していますので機会がありましたら気軽にご利用ください。
ーーー
取材協力:NPO 法人フォレストリンク
みなとモデルとSOMA青い森、この両方に関わっているNPO法人です。