主催/青森県
展示期間/2021年3月4日〜2021年3月30日
お問い合わせ/SOMA青い森 kitokito@cocoa.plala.or.jp
展示概要
青森県には、三大美林の1つに数えられる青森ヒバや、スギ、アカマツなどの針葉樹に加え、クリやナラなどの広葉樹も豊富にあり、県内外での県産材利用拡大に向けて様々な取組が行われています。 その豊富な樹種を使った新たな製品として制作されているのが、暮らしの中でいつでも青森の木の感触、香りを楽しむことができる「SOMA青い森」製品です。
LINK : SOMA青い森
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展示のメインは、「家具以上、建築未満」をコンセプトにデザインされた可動型ユニット「SOMAシリーズ」です。今回、生活シーンに合わせた5タイプの製品すべてを見る事ができます。
SOMAシリーズ 製品ラインナップ
・CUBIC/キュービック(アカマツ)
・BED/ベッド(アカマツ)
・STORAGE/ストレージ(スギ)
・STUDY/スタディ(アカマツ・リンゴ)
・DINING/ダイニング(アカマツ・リンゴ)
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・アクセントウォール(様々な広葉樹)
(壁面装飾ボード/空間をよりWOODYに彩るサポートパーツ)
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各ユニットは、間仕切り機能/収納機能/可動機能を備えた造りになっていて、マンション室内などで「壁を作らないリノベーション」を実現する、新しいタイプの大型家具です。東京都を中心とした都市部で国産材が生活空間に使われていない現状をふまえ、どうすれば国産材を使ってもらえるかを検討したデザインです。
中古マンション購入者やオフィス・店舗オーナー、公共空間で使ってもらうのはもちろん、設計・デザイン、建築会社にとっても空間デザインの一つとして取り入れてもらえるのではないでしょうか。
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SOMA青い森の活動は、青森県内の山林所有者から製材所、製品加工者や施工販売者まで、多くの事業者が集まって制作・普及に取り組んでいて、森づくりや地域経済への還元も見据えて行われています。
青森県としては「この取組を多くの人が知り、実際に使う機会が増えることで、青森ヒバや南部アカマツなどに代表される青森県産材の魅力を身近に感じてもらい、木製品のさらなる利用に繋げていきたい」と考えていて、SOMA青い森製品の他に、ヒバ製品や県産木製サッシなどの普及活用にも力を入れています。
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青森県内での県産材利用拡大に向けては、「あおもり産木造住宅コンテスト」や市町村長への公共施設建築時の県産材利用に関する要望活動などを積極的に行っています。この機会にぜひ青森県のMOCTIONに注目してみてください。
LINK : 青森県産材木造住宅情報