もくチャレとは
東京都が運営する国産木材の魅力発信拠点「MOCTION」が開催する
“学生に知ってほしい日本の森林・林業・木材利用の今”をテーマにした
学生(大学生・大学院生・専門学校生・高等専門学校生)向けのコンテストです。
入選作品は「年明けに東京都が開催予定の木材関係のイベント」にて展示するほか、
MOCTIONショールームにおいても一定期間、展示いたします。
学生時代にMOCTIONで貴重なチャレンジを経験しませんか。
国産木材の魅力発信拠点「MOCTION」(東京都新宿区 新宿パークタワー5階)
第1回目はCAD ・Adobe Illustrator を使用した
家具デザインコンテスト(イメージボード選考)
記念すべき第1回目のコンテスト・テーマはCADやAdobe Illustratorを使用した家具デザインコンテストです。
サブロク板(幅910×長1820×厚30㎜)1枚でつくれるステキな家具を考案してください。
❶イメージパースと❷作品名、❸氏名と学校※、❹意匠解説、❺展開図(サブロク板)、
❻三面図(要スケール)を貼り付けたイメージボード(A3サイズ・10MB以内)でデザインを競います。
※グループでの応募の場合は、グループ全員の氏名・所属を記載してください。
コンテストに使用するサブロク板の木材は
北海道産トドマツの積層材(30mm)両面仕上げ
トドマツは北海道において最も蓄積(※)の多い樹種で、道内人工林の約5割を占めています。
特徴は白さと軽さ、柔らかさ。北海道では本州のスギ、ヒノキのように使われてきました。
これまでは建築用材、産業用資材として使われることが多かったトドマツですが、
積層材のような強度の優れた新しい木材の開発によって、家具材など利用の幅を広げています。
※蓄積=森林資源量
入選者は無償で、国産木材を使い、ShopBotで実制作を体験!!
入選者(4名程度)はオンラインプラットフォーム「EMARF」を使用し、
ShopBotへの入稿データ制作を行っていただきます。
材料に使用するのは国産木材のサブロク板(幅910×長1820×厚30㎜)です。
北海道産トドマツ積層材の材料費と、EMARFの利用費はMOCTIONが負担します。
入稿後は自動的にShopBotで木材を切断、加工していくので、
加工技能や力に自信のない方でも参加できます。
またEMARFでの入稿データ制作はVUILDスタッフがアドバイスするのでご安心ください。
EMARF とは?
EMARFは、VUILD株式会社が開発運営する
木製品のデザインからパーツ加工するまでの工程をオンラインで完結できるクラウドサービスです。
惜しくも入賞を逃した方は有償になってしまいますが、是非EMARFを使用して実制作にチャレンジし、木材加工におけるデジタルファブリケーションの「今」を実感してください。
※この場合、使用木材はEMARFで用意されている木材、もしくはご自分での持ち込み材となります
最新技術に触れる経験が皆さんの未来にきっと役立つことでしょう。
EMARFについて詳しくはこちら
EMARF制作事例
入選者(4名程度)の作品は最終選考で各賞を決定
EMARFで無事データを入稿できた入選者には
1〜2週間後にご自宅へ加工された自作品のパーツが届きます。
パーツを組み立て、仕上げ、完成させてください。
仕上げのやりかたは皆さん次第。塗装、ニス、布地等の使用は自由です。
完成品をMOCTIONまでお送りください(費用負担なし)。
入選者作品は実作品による最終選考で各賞を決定します。
2024年明けに開催予定の木材関係のイベントにて作品を展示。表彰式を行います。
一般社団法人日本家具産業振興会会長
飛騨産業株式会社代表取締役会長
岡田贊三 氏(もくチャレ審査委員長)
高度経済成長時代、輸入木材に頼ってきた日本では、森林に成長した樹木が蓄積されています。その森林資源の循環を促すことで、美しい森を後世に繋げることが求められています。また、木工家具業界でも最新の技術を取り入れ、さまざまなデザインに対応できるように加工の技術も進化していっています。学生の皆様には、若い方の柔軟な発想で、より多くの方に国産材に親しみを持ってもらえるような新しいデザインを期待しています。
建築家・MOCTIONモデレーター
宮崎晃吉 氏(もくチャレ審査員)
近現代のものづくりの環境は、産業化され物流が統制されたことで誰でもどこでも同じように素材を手に入れることが可能になりました。しかしそれは同時に素材から背景や物語を剥ぎ取ることで抽象化された素材を選ぶ消費者的な態度に作り手を慣れさせてしまうことでもあったように思えます。産地と直接つながり、新たな加工ツールを手に入れることで、わたしたちは素材の前後周囲の関係性までもデザインしていくようなことが可能になるのか、一緒に模索していきたいと思っています。
VUILD株式会社 CEO
秋吉浩気 氏(もくチャレ審査員)
デジタルファブリケーションという技術の本質は「人々の創造性を解放する」ところにあります。制約から解き放たれた、学生ならではの「自由な着想・自由な形態・自由な用途」の登場に期待したいと思います。またその自由な創造性が、社会にどう受け入れられるのか、皆さんの作品に対する社会の反応を共に楽しみたいと思います。
第1回家具デザインコンテスト with デジファブ 応募要項
コンテスト名: | もくチャレ【MOCTION STUDENTS CHALLENGE】第1回家具デザインコンテスト with デジファブ |
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募集期間: | 2023年8月7日(月)〜2023年10月15日(日) |
入選者発表: | 2023年11月上旬 |
入選者実制作期間: | 2023年11月上旬〜12月26日(火)※詳細は事務局から入選者へ説明 |
表彰: | 最優秀賞(1名)、優秀賞(1名)、奨励賞(2名)※表彰は2024年1月に都内で実施予定 |
入選特典: | ①実制作の材料費・制作費免除(5〜7万円相当) ②年明けに東京都が開催予定の木材関係のイベントにて実物展示(来場者7,000名想定) |
審査基準: | 1枚のサブロク板を使った家具のデザイン性、独創性、実用性、安全性、耐久性 |
審査員: | 岡田贊三(一般社団法人日本家具産業振興会会長・飛騨産業株式会社代表取締役会長) 宮崎晃吉(建築家・MOCTIONモデレーター)、秋吉浩気(VUILD株式会社 CEO)、 敬称略、他2名 |
応募条件: | 国内外未発表作品 |
応募資格: | 国内の大学・大学院・専門学校・高等専門学校在籍者(年齢・性別・国籍不問)。 グループでの応募の場合は、グループ全員が応募対象者であることとする。 |
応募点数: | 1人(1グループ)3点まで。 ただし、1点につき1登録とする。 |
応募方法: | 下記応募フォームに必要事項を記載し、イメージボード(PDF[A3サイズ]・10MB以内)をお送りください。 |
応募上の注意: | ※イメージボードの使用言語は日本語に限ります。ただし、作品名については英語も可能とします。 ※応募作品情報のデータについては、必ず画面の拡大・縮小を行っても文字データが読める形式で作成してください。 ※イメージボードのファイル形式はPDFにて10MB以内の容量でお送りください。 ※郵送や持ち込みなどは受け付けておりません。ご注意ください。 |
応募に関する お問い合わせ: | 国産木材の魅力発信拠点 MOCTION TEL:03-6258-0082 お問い合わせフォームはこちら▶︎ |
応募規約
主催者であるMOCTION(以下、主催者)が開催する本コンテストに応募される方(以下、「応募者」といいます)は、以下をよくお読みいただき、同意の上でご応募をお願いします。本コンテストに応募された場合には、本規約にご同意いただいたものと見做しますので、ご同意いただけない場合は応募を中止して下さい。
■応募要項への同意
応募者はコンテスト主催者が別途定める応募要項に従い、本コンテストに応募することに同意します。
■利用機器、費用負担等
本サイトにアクセスするためにかかる費用は、理由の如何を問わず利用者の負担となります。
■入選について
主催者は、入選者に対し、コンテストの結果を別途主催者が定める方法によりお知らせいたしますが、入選者が主催者の指定する期日までに、指定された手続きを実行されない場合、権利を失効させていただく場合があります。また、応募者が真実かつ正確なデータを入力していないこと、または応募者から提供された情報が不十分であったこと、あるいは応募者の転居や 長期の不在などの事由によって所定の期間内に応募者が賞を受領できない場合は、入選の権利が失効・削除されることがあります。なお、入選者としての権利を第三者に譲渡 等は出来ません。また、第三者の著作権、工業所有権、知的財産権を侵害すると判断されたもの、その他本コンテストの受賞にふさわしくないと判断された場合は入選結果発表後であっても入選を取り消すことがあります。
■著作権等
応募作品の著作権は応募者に帰属します。
応募作品の発表に関する権利は主催者側が保有します。
応募者は作品提出と同時に、氏名、学校名、作品の発表・公表、展覧会等での展示、当コンテストに関する報道・広報・記録の材料としての写真撮影及びWebサイト等での作品画像使用を、主催者に対し認めたものとします。
応募資料の情報や写真等は、MOCTIONのPRや、木材利用の普及啓発に関する広報物、会議資料及び講演資料等、東京都及び財団の事業において、使用させていただくことがあります。
■個人情報について
応募者の個人情報は、本コンテストのみで使用します。
■公表等
応募作品に対する個別の審査結果に関する公表等は行いません。
■不適切な行為
法令に反する行為等、主催者が不適切と判断した行為があった場合、本コンテストの参加資格の停止等、主催者が適切と判断した処置をとります。
■本コンテストの変更・中断・中止・終了
当施設は本コンテストにおけるサービスの一部または全てを事前に通知することなく変更・中止・終了することができるものとします。なお、変更・中断あるいは中止または終了により生じた損害については、一切責任を負いません。
■免責
本コンテストの参加は、利用者自らの判断と責任において行い、制作・応募の際によるハードウェア、ソフトウェアのトラブルや損害、通信環境または機器等の故障等によるアクセスの障害について、主催者は責任を負いません。
■本規約の改定・変更
主催者は以上の方針を利用者に通知することなく改定・変更することがあります。
■準拠法・裁判管轄
本規約は日本法を準拠法とし、日本法に従って解釈されるものとします。また、本サービスに関連して生じた紛争は、東京地方裁判所の排他的合意管轄に属するものとします。