施工場所/神奈川県川崎市高津区溝口1丁目330-1他
国産木材使用箇所/窓面及び柱型のルーバー、ベンチ
産地・樹種/埼玉県産 サワラ(ルーバー)、静岡県産 ヒノキ(ベンチ)
施主/川崎市
設計者/三物建設株式会社
施工者/石井造園株式会社
施工年月日/令和6年3月8日
補助金の有無/無し
川崎市では、2050年の脱炭素社会の実現に向け「脱炭素アクションみぞのくち」として脱炭素に資する様々な取組の展開及び市民の行動変容を促進しています。
また、地球温暖化防止、国土の保全、森林再生等への寄与を目的に、国産木材の利用促進に取り組んでおり、これまでも、市民に木の良さや利用意義を伝えるため、森林環境譲与税を活用して、市民等が利用する公共建築物の木造・木質化を進めています。
このような中で、脱炭素モデル地区「脱炭素アクションみぞのくち」での “脱炭素×木質化”アクションとして、武蔵溝ノ口駅南北自由通路の窓面・柱への木製ルーバー設置や通路上への木製ベンチ設置による木質化を行い、また、脱炭素化の取組・木質化の意義の啓発の場に視線が向くように太陽光発電シートを設置し、発電した電気による照明でライトアップをすることで、脱炭素モデル地区にふさわしい環境に配慮した空間を創出しました。(炭素固定量1.94t-CO2)