奈良県
奈良県では室町時代末期文亀年間(1500年頃)に人工造林が始まったという記録が残り、現代のSDGsが謳う持続可能性につながる林業を500年以上営んできた歴史があります。奈良県を代表する吉野杉や吉野桧などの吉野材は、密植・多間伐・長伐期という独自の育林方法により強さと美しさを兼ね備えた日本有数の優良材。和風建築や樽桶、割り箸など日本の文化を支えるとともに、現在は新たなものづくりにも活かされています。
代表的な木材
針葉樹 | スギ(吉野杉) 節が少なく均一で緻密な木目。心材は赤み混じりの上品な色合い。内装に適すとともに、強くたわみにくいため構造材としても優良。 ヒノキ(吉野桧) 節が少なく均一で緻密な木目。繊細で品のある淡いピンク色。内装に適すとともに、シロアリなどの害虫にも強い。 |
広葉樹 |
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