奈良県

奈良県には500年以上前から人の手により育まれてきた人工林があり、独自の育林方法(密植・多間伐、長伐期)により、吉野杉や吉野桧をはじめとする高品質な木材(節が少なく、緻密な年輪、美しい色艶)を生み出してきました。
特に吉野地域は、100年生・200年生といった高樹齢の人工林で大径長尺な樹木が多く残っており、その希少な材は平城宮跡や首里城など文化財の復元に活用される等、日本の伝統文化を支えています。
代表的な木材
針葉樹 | スギ(吉野杉) 節が少なく均一で緻密な木目。心材は赤み混じりの上品な色合い。内装に適すとともに、強くたわみにくいため構造材としても優良。 ヒノキ(吉野桧) 節が少なく均一で緻密な木目。繊細で品のある淡いピンク色。内装に適すとともに、シロアリなどの害虫にも強い。 |
広葉樹 |
自治体窓口連絡先
0742-27-7470
naranoki(at)office.pref.nara.lg.jp (at)を@に変更ください