団体/ウッドスタートで群馬県を活かす人たち
WEB/ぐんまの木で温もりのある空間づくり 新・群馬県総合計画(基本計画)検討案
概要
企画展では、コロナ状況下での生活様式の変化に対応した地域材利用[新常態×Gunma wood]をテーマに掲げて、新たな日常の中で群馬県の木を使ってもらえるよう開発した製品が展示されています。
生活雑貨/小屋/2×4材
【 エッセンシャルオイル(精油) 】 (樹種多数)
群馬県みなかみ町内の間伐材の枝葉を使って、様々な樹種からエッセンシャルオイル(精油)を蒸留しています。原料、水、燃料のすべてを自然の副産物でまかない、自然資源を無駄なく使いきり無理なく循環させる取組みです。
今回の展示会場では、マツやスギをブレンドした群馬の森をイメージしたリードアロマで空間を演出します。
■□■ MOCTIONのPoint !! ■□■
[未利用材の活用促進] [森林ベンチャー起業] [地域・材種の特徴を活かす] [特定地域材のブランド化に貢献]
このMOCTIONは:
【 にっこりあそぼーど 】 (ヒノキ集成材)
移動できるテーブルという発想から生まれた新しい形のボードです。サイズや色も幅広く、小さなものは膝上に載せたり、床に置いたり、外出時に持って出られるので、遊び、勉強、仕事、料理など様々なシーンで利用できます。特注家具の製造技術を日用品に活かし、端材が出た際に都度製作していますが、特注にも対応しています。
■□■ MOCTIONのPoint !! ■□■
[技術の利用機会拡大] [ユーザー目線の開発] [端材の活用]
このMOCTIONは:
【 遊び小屋 】 (スギ)
展示品は子供用の遊び小屋として製作されていますが、サイズ変更するとテレワークや食事などの個室としても活用できます。公園遊具や休憩所など、様々な場面で木材活用してきた取組が新たな製品づくりに活かされています。
■□■ MOCTIONのPoint !! ■□■
[技術の利用機会拡大]
このMOCTIONは:
【 タイニーハウス 】 (展示パネル)
出展品に見られる、小屋や小さな空間作りの発展形として、群馬県産2×4材を使った、3坪ほどのタイニーハウス(Bungalow)」を展示パネルで紹介します。テレワークの場や勉強スペース、趣味の小屋など、ニューノーマル時代のニーズに沿ったコンパクトな木造建築物の提案です。
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【 群馬県産2×4材 】 (展示パネル)
建材関係の取組としては、SPFなどの外材に代わる製材品として群馬県産木材を使ったツーバイフォー材の生産を県内各事業者と連携しながら取り組んでいます。国内向けツーバイフォー材の生産のほか、フェンスなどの外構材として海外輸出も進めるなど、スギ・ヒノキの新たな需要拡大を進めています。
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こうした群馬県のMOCTIONや、昨年末に行われたウッドスタート宣言の背景には、平成30年12月に制定された「林業県ぐんま県産木材利用促進条例」や、県全体で取り組む「新・群馬県総合計画」の構想があります。
条例では、官民が協力して様々な場面で県産木材を積極的に利用することで、林業・木材産業の持続的かつ健全な発展を図ることが定められ、総合計画の基本計画案には、森林の新たな価値の創出について盛り込まれていている点が注目です。
新たな取組に県全体で動き始めた群馬県のMOCTIONは今後も注目です。新宿に足を運ばれた際には、ぜひ群馬県の企画展をご覧になってみてください。
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