団体/ウッドスタートで群馬県を活かす人たち
概要
企画展では、コロナ状況下での生活様式の変化に対応した地域材利用[新常態×Gunma wood]をテーマに掲げて、新たな日常の中で群馬県の木を使ってもらえるよう開発した製品が展示されています。
木育玩具/ウッドスタートおもちゃ
【 おとたま 】 (ブナ)
グッドトイ2020の大賞を受賞した、心地の良い音の出るけん玉です。郷土玩具【鳴子】をヒントにカップに切り込みを入れ、打ち鳴らしたり・カップに玉を入れたときに とても良い音が鳴ります
■□■ MOCTIONのPoint !! ■□■
[既存ジャンルの革新] [木育と音の融合]
このMOCTIONは:
【 ウッドスタートおもちゃ①上野村 】 (広葉樹)
上野村固有の柴犬・十石犬をモチーフとした「十石犬コロコロ」は、ブナの無垢材を無塗装で仕上げた手づくり品です。さわってもなめても大丈夫なので、安心して遊んでもらえ、インテリアとしても可愛い品です。この十石犬の他にも「山の木琴」「川のお魚釣り」があります。
このMOCTIONは : 上野村 –>
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【 ウッドスタートおもちゃ②みなかみ町 】 (広葉樹)
自然豊かな地元の木で地元の職人さんが作った「森のカスタネット・森のラトル」のセットは、自然との触れ合いを大事にしている町の特色がデザインに活かされています。
赤ちゃん一人一人の名前や生まれた日が刻まれた特別なおもちゃです。
このMOCTIONは : みなかみ町 –>
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【 ウッドスタートおもちゃ③川場村 】 (広葉樹)
利根沼田森林組合・みみずく工房で作られた「かわば森の積み木」は、赤ちゃんが安心安全に遊べるように、無塗装で一つ一つ丁寧に磨いています。ホオノキ、ミズキなど様々な樹種が使われ色合いも楽しめます。
このMOCTIONは : 川場村 –>
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【 ウッドスタートおもちゃ④沼田市 】 (スギなど)
「沼田のてんぐつみき」は、沼田まつりのシンボルである天狗をデザインしたオリジナル積み木です。沼田市産のスギが使われ、市内の木工職人が手作りするこの積み木は、顔や鼻、帽子、首と細部まで丁寧に作られています。
このMOCTIONは : 沼田市 –>
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ウッドスタート宣言を行った自治体は事業の一環として、新生児に誕生祝い品を贈呈しますが、今回の出展品では上記の4つの市町村の製品が見られます。各地域の特色が出ていて興味深いです。
■□■ MOCTIONのPoint !! ■□■
[ウッドスタート宣言の誕生祝い品事業] [地域の特色を活かしたデザイン]
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その他の、群馬県のMOCTIONはこちら
ぐんまの木を新たな日常の中へ –>
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こうした群馬県のMOCTIONや、昨年末に行われたウッドスタート宣言の背景には、平成30年12月に制定された「林業県ぐんま県産木材利用促進条例」や、県全体で取り組む「新・群馬県総合計画」の構想があります。
条例では、官民が協力して様々な場面で県産木材を積極的に利用することで、林業・木材産業の持続的かつ健全な発展を図ることが定められ、総合計画の基本計画案には、森林の新たな価値の創出について盛り込まれていている点が注目です。
新たな取組に県全体で動き始めた群馬県のMOCTIONは今後も注目です。新宿に足を運ばれた際には、ぜひ群馬県の企画展をご覧になってみてください。
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